女子ラクロス世界選手権2026
東京都、2026年予定

こんにちは。国際ラクロス競技を中心に取材しているスポーツライターの北川優美です。この記事では、2026年に開催される女子ラクロス世界選手権の詳細について、初めて観戦する方にもわかりやすくご紹介します。世界最高峰の舞台で戦う日本代表の姿をぜひ一緒に応援しましょう。

女子ラクロス世界選手権とは?
世界で最も格式ある女子ラクロスの大会
女子ラクロス世界選手権は、国際ラクロス連盟(World Lacrosse)が主催する世界最高峰の女子ラクロス競技大会で、4年に1度開催されます。前回大会(2022年・アメリカ)は30カ国以上が参加し、大規模な国際競技会として注目を集めました。
日本開催の可能性と国際注目度
2026年大会はカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバーで開催予定ですが、日本代表チームへの注目も高く、プロ野球(NPB)2025シーズンと並んで国内メディアでも大きく取り上げられる予定です。
開催地・スケジュール・会場情報
会場とアクセス
開催地はカナダ・バンクーバーの「トゥルーフィールド・コンプレックス(TruField Complex)」が予定されています。市内中心部から車で約20分、国際空港からもアクセスしやすく、観客にも配慮されたロケーションです。
スケジュールと大会構成
開催期間は2026年7月15日(水)から27日(日)までの13日間。グループステージから決勝トーナメントまで連日試合が行われ、最終日は決勝戦と表彰式で締めくくられます。

参加国・予選通過チーム(表)
地域 | 主な出場国 | 予選順位(2025年時点) | 出場実績 |
北アメリカ | アメリカ、カナダ | アメリカ:1位、カナダ:3位 | 前回大会1位・3位 |
欧州 | イングランド、スコットランド、ドイツ | イングランド:4位 | 安定した強豪国 |
アジア | 日本、韓国、中国 | 日本:7位 | 日本は6大会連続出場 |
オセアニア | オーストラリア、ニュージーランド | 豪州:5位、NZ:8位 | 世界ランキング上位常連国 |
日本代表チームの注目選手と戦力分析
経験と若手が融合したチーム構成
2026年日本代表は、過去最多となる国際経験を持つ選手と若手エースが融合したバランスの取れた構成です。主将候補の佐藤楓(DF)を中心に、スピードと連携に長けたメンバーが揃っています。
注目の若手エース・中山美月
中山美月(MF)は大学リーグでMVPに輝いた実力者で、突破力と視野の広さが持ち味です。2026年大会でのブレイクが期待されており、ITTFジャパンオープン2025でも見られた若手台頭の流れと重なります。

注目カードと予想される対戦構図
日本 vs アメリカ:最大の試練
世界ランキング1位のアメリカとの対戦は、日本代表にとって大きな試練であり、守備集中とスピード戦が鍵を握ります。前回大会では大差で敗れましたが、今回は戦術変更と世代交代により接戦が期待されます。
ライバル国との再戦:カナダ・オーストラリア
日本はこれまで何度もカナダやオーストラリアと熱戦を繰り広げており、特に準々決勝以降の対戦が注目されています。これらのカードは、日本オープンゴルフ選手権2025のように、国内でも高視聴率が見込まれる注目試合となるでしょう。
ラクロスの基本ルールと戦術紹介
試合時間と得点の仕組み
女子ラクロスの試合は4クオーター制(各15分)で行われ、得点は相手ゴールにボールを入れることで1点が加算されます。タイムアウトや交代も自由で、試合の流れが激しく変化します。
主な戦術とプレースタイル
日本代表はゾーンディフェンスと速攻型オフェンスを得意とし、ボールポゼッション率の高さで試合を支配するスタイルです。特にセンターラインでの切り替えの速さが鍵となります。
チーム構成とポジションの役割
主なポジションとその役割
チームは12人構成(GK1名、FP11名)で、攻撃・中盤・守備の3ラインに分かれます。攻撃の主軸であるアタッカー、展開の要であるミッドフィルダー、守備を担うディフェンダーの連携が重要です。
ゴーリー(GK)の影響力
GKは得点阻止のみならず、守備のコーチングやカウンターの起点としての役割も担います。日本代表では、百田由佳が守備ラインの支柱として信頼を集めています。

会場観戦の楽しみ方とマナー
試合会場のギャラリーゾーン
バンクーバーの競技場では観客席がサイドラインに沿って配置され、フィールド全体を俯瞰できるよう設計されています。ベンチや選手の声が間近に聞こえるのも臨場感を高めます。
マナーと注意点
応援時の大声やホイッスルは禁止されていますが、拍手やタオルを使った応援は可能です。撮影や飲食については、指定エリアでのルールを守る必要があります。
中継・ライブ配信・オンライン情報
テレビ放送と実況解説
日本ではBSフジやNHK BS1などで録画・生放送が検討されています。解説には元代表選手や大学指導者が登場予定で、初心者にもわかりやすい実況が魅力です。
オンライン配信と海外向け中継
World Lacrosse公式YouTube、DAZN、ABEMA、U-NEXTなどでのライブストリーミングが予定されており、海外からの視聴も可能です。全試合がマルチカメラ対応で配信されます。
ファンイベントとグッズ販売
会場での体験ブースとワークショップ
現地ではラクロス体験コーナーやクリニック、キッズスクールなどが開催され、ファン層の拡大が狙われています。ラクロス未経験者でも楽しめるよう工夫されています。
大会公式グッズとコラボ商品
ユニフォーム、ボール、応援タオル、ピンバッジなどの大会限定グッズが販売予定で、選手とのコラボアイテムも登場します。収益の一部はラクロス普及活動に使われます。
大会の歴史と過去の名場面
歴代大会の開催地と優勝国
1972年の創設以来、アメリカとカナダが優勝を重ねており、近年はイングランドやオーストラリアの台頭も見られます。日本は2005年以降、継続して上位進出を果たしています。
記憶に残る名勝負
2017年大会での日本 vs イングランドの逆転劇、2022年大会での延長戦勝利など、女子ラクロスならではのスピードと戦術の妙が印象的でした。2026年も新たな歴史が刻まれることでしょう。
よくある質問(FAQ)
女子ラクロス世界選手権2026はいつ開催されますか?
2026年7月15日から27日までの13日間にわたり開催されます。グループステージから決勝まで毎日試合が行われる予定です。
開催地はどこですか?
カナダ・バンクーバーの「トゥルーフィールド・コンプレックス」が会場となる予定です。空港や市内からのアクセスも良好です。
日本代表は出場しますか?
はい。日本はアジア地域予選を突破して出場権を獲得しており、6大会連続での本戦出場となります。
チケットはどうすれば購入できますか?
大会公式サイトや現地プレイガイドにて販売される予定です。日本からの渡航者向けの観戦ツアーも準備されています。
中継はありますか?
BSフジ、NHK BS1などのテレビ中継や、DAZN・ABEMA・World Lacrosse公式YouTubeなどのネット配信が予定されています。
どんな国が出場しますか?
アメリカ、カナダ、イングランド、オーストラリア、日本など30カ国以上が参加予定で、世界ランキング上位国が勢ぞろいします。
試合はどのような形式で行われますか?
グループリーグと決勝トーナメント形式で進行し、予選成績に応じてノックアウト方式のトーナメントに進出します。
観戦時のマナーはありますか?
選手の集中を妨げないよう、静かな応援が求められます。フラッシュ撮影、ホイッスルや鳴り物は禁止されています。
日本代表の注目選手は?
中山美月(MF)、佐藤楓(DF)、百田由佳(GK)など、スピードと連携力を武器とした選手が多く選出されています。
心者でも楽しめますか?
ルール説明やガイド放送が用意されており、初観戦でも十分に楽しめる内容です。スマホ用の解説アプリも予定されています。
雨天でも開催されますか?
基本的には雨天決行ですが、雷や安全上の懸念がある場合には一時中断や延期もありえます。公式SNSで確認しましょう。
グッズはどこで買えますか?
現地会場および公式オンラインストアで販売され、ユニフォームや公式ボール、タオルなどが購入可能です。
試合の所要時間はどれくらいですか?
1試合は約60分(15分×4クオーター)で、前後にウォームアップやインターバルが入ります。大会スケジュールにより変動します。
チーム数や出場枠は固定ですか?
毎回出場国は予選で決まりますが、基本的に30カ国前後が本戦に進出します。アジア、ヨーロッパ、アメリカなどの地域予選が実施されます。
次回開催地は決まっていますか?
2026年大会の後の開催地は未定ですが、近年はアメリカ、欧州を中心に輪番制で開催されており、日本誘致の可能性もあります。
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